HG 映画ドラゴンボール超 戦いの結末編
こんにちは！アイダです(・∀・ )！
バンダイ公式ショッピングサイト・プレミアムバンダイ受注商品「HG 映画ドラゴンボール超 戦いの結末編」が届きましたので、レビューします。
それでは「HG 映画ドラゴンボール超 戦いの結末編」れっつレビュー！
※以下レビュー評価は全て筆者の個人的見解です。
商品詳細
販売形態：プレミアムバンダイ受注商品
販売価格：4,840円（税込）
発送時期：2020年1月
メーカー：BANDAI
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「HG 映画ドラゴンボール超 戦いの結末編」を色々な角度から見てみよう！
ブロリー
全体的な雰囲気は、前回の「HG 映画ドラゴンボール超 エネミーセット（レビューはこちら）」の通常ブロリーと比べると、良くなっています。
顔の造形の彫りは非常に浅く、間近でみないと口が見えないレベルです。
分かりづらいですが、一応笑っています。
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チライ
今回初HG化のチライ。
前髪がほとんど潰れてしまって、少し違う髪型に見えてしまいますが、その辺はミニフィギュアなので仕方がないかと思います。
ポージングも良いですし、塗り肌なのでいい感じです。
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レモ
今回初HG化のレモ。
今回のHGの中では一番クオリティ高いです。
今後あまり立体化される機会が少なそうなキャラですので、商品化されるだけで嬉しいやつです。
▼このトリオのフィギュアを同スケールで揃えられるのも嬉しいところ。
ちなみに上の画像のように、黒い円盤台座は外せて飾れる仕様です。
とまあ…
ここまでは良かったのですが…
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孫悟空
結論から申し上げると、この孫悟空はかなり酷い仕上がりです。
説明不要の映画「ドラゴンボール超 ブロリー」のラストシーンの悟空の格好良い去り際を立体化したものです。
©バードスタジオ／集英社・フジテレビ・東映アニメーション／「２０１８ ドラゴンボール超」製作委員会
いいシーンのフィギュアなのですが、クオリティはかなり低いです。
直近のガシャポンHGとプレミアムバンダイHGと比べてもかなり見劣りします。
▼2019年9月発売の「HGドラゴンボール超04始動！ドラゴンボールGT編（レビューはこちら）」と比較。
▼2019年7月発売の「HG 映画ドラゴンボール超 悟空！ベジータ！フュージョンセット（レビューはこちら）」と比較。
全体的に格好悪いのですが、一番酷いのが顔です。
のっぺらぼうを彷彿させる彫りの浅い造形に、テキトーに付けられた眉毛と目。
パチモンと思えるほど、コレジャナイ感。非公式感。
これが公式から販売された1つ1,200円以上するドラゴンボール・孫悟空の最新のミニフィギュアであることが、非常に悲しいです。
▼このフィギュアの元となるシーンは、鳥山明先生が直接原画に修正を加えるほど映画ではこだわりのあるシーンです。
最後に「カカロット」と名乗るシーンも、先生から「こういう表情であって欲しい」という要望もあり、直接原画に修正を加えていただきました。
出典：ドラゴンボール超 ブロリー 豪華60ページ ブックレット
▼こちらのフィギュアにはこだわりや思い入れなどびた一文も感じられません。
追記：ボディバランスの件
下記の画像の通り他の孫悟空フィギュアと比べて、ボディバランスも相当悪いです。
歴代HG通常孫悟空と比較
顔は歴代HG通常孫悟空の中で最低です。
▼歴代ガシャポンHG通常孫悟空（界王拳や天使状態含む）（EXは箱売り）
▼歴代プレミアムバンダイHG通常孫悟空
過去作で今回の質に近いものは、「1996年」「発光」あたりです。
「1996年（レビューはこちら）」のは、通常孫悟空の初HGフィギュアです。
こちらは時代を考慮したら非常に良い出来です。
当時のガシャポンミニフィギュアは無彩色が主流でした。こちらは徐々に無彩色からフルカラーに移行しつつある時代に発売されたものです。
それ以前にもフルカラーコレクションなどのフルカラーのミニフィギュアはありましたが、「HG シリーズ」はそれらと一線を画すクオリティでした。
▼フルカラーコレクション（1995年）
HGを初めて見たとき感動したのを今でも忘れません。
それからHGはどんどん質を上げ、集めるのが非常に楽しかったです。
HGシリーズがおかしくなったのは、間違いなくプレミアムバンダイで販売し始めてからです。
それまでのHGシリーズと比べ高価格になったにもかかわらず、低品質の商品が多くなりました。
色彩工程数は増えたかもしれませんが、HG全盛期を支えたMr.ガシャポンさんの足元にも及ばない造形に、雑な塗装が多くなりました。
歴代HG通常孫悟空のガシャポン（左）とプレミアムバンダイ（右）を改めて比べて見ても、平均クオリティはガシャポンの方が高いです。
今回の孫悟空のクオリティを見て、「プレミアムバンダイHGも堕ちるところまで堕ちたな」というのが僕の率直な感想です。
ドラゴンボールファンとして、HGファンとしてこれはかなり悲しい出来です。
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おまけ
HGシリーズは色々なキャラクターを組合わせ並べて楽しめるのが良いところです。
新作孫悟空の不出来は忘れて、色々組み合わせて撮影したものを。
※HGシリーズ以外のものも少し使っています。
※過去記事と重複画像あり。
ブロリー&パラガスとチライ&レモの出会い
パラガス「俺の息子ブロリーだ」
宇宙船到着。フリーザ、ブロリー、パラガス登場。
フリーザ「このブロリーさんとパラガスさんは、あなたの父親であるベジータ王からひどい仕打ちを受けて、今まで見知らぬ過酷な星から脱出できずにいたそうですよ。」
悟空「フリーザ！」
フリーザ「なんですか？」
悟空「カコクってなんだ？」
フリーザ「…厳しすぎるってことですよ。。」
ベジータVSブロリー
ベジータ「これは遊んでいる場合じゃないな…！」
悟空VSブロリー
悟空「おめえは悪い奴じゃねえ…オラには分かるんだ」
フュージョン
悟空&ベジータ「フュージョン！！はっ！！」
バン！！
ベクウ「へへっ！これで最強だな！」
ピッコロ「ダメだ！指があっていない！30分後にやり直しだ！」
悟空&ベジータ「フュージョン！！はっ！！」
バン！！
ピッコロ「全然ダメだな。二人の角度が微妙に違った。また30分後だ！」
ゴジータ登場
ゴジータ「ウイスさん！あとは俺に任せてくれ！」
ゴジータVSブロリー
チライの願い
「ブロリーを元いた星に返してやってくれーーーー！！」
ラストシーン
チライ「あんた名前は？」
孫悟空「孫悟空…それと」
「カカロット」
────────
以上、「HG 映画ドラゴンボール超 戦いの結末編」のレビューでした！
それでは最後まで読んでくれて、ありがとー(・∀・ )！
▼ガシャ産HGの
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▼プレバンHGの
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【追記】コメントへの返信（2020.1/27）
再び、こんにちは、アイダです(・∀・ )！
ご覧下さったあなたに、ページ下部でコメント下さったあなた、ありがとうございます。
>今回の孫悟空造った人は、二度とドラゴンボール造らないで欲しい
気持ちを入れ替えて造っていただきたいですね。
>買って損した、とかではなく純粋に悲しいです。
ほんとそれです。「損した」とかの気持ちを通り越しました。
>サンプルの時点でかなりヤバかったけど、実物はさらに酷い出来でしたね。。
実物見る前に自分の中でハードル下げておくのですが、さらにそれを下回るのがプレミアムバンダイHGだと今回改めて認識しました。
>レビューを見て、個体差かも…と開封して見てみましたが一緒でした…
残念すぎですよね。
>ほんとプレバンは顧客なめすぎですよね、ブランドだけで売れてるだけなのによくもまぁこんなゲスなことが連続で出来るのか
こんなんでもドラゴンボールブランドで売れるからでしょうね。。。
>こんなんで五千円取れるんだから、造ってる側は楽だよな。道理で、最近プレバンhg乱発してるわけだ
プレバンには、HGよりも真摯にキャラクター作りに向き合っているフィギュアーツZEROの新作出して欲しいです。
>たぶん時間がなくて素人にでも作らせたんじゃないですか？製品化する前のチェックがナゼ通るのか謎ですね。
商品のクオリティから推察するに、チェックもお役所仕事感が否めないです。
>著作権の上であぐらをかいている傲慢な気持ちが作品に出てますね。
ドラゴンボールのフィギュア関連はバンダイ系（バンプレやメガハウスなども含む）がほぼ独占状態なのが、原因なのですかね。競合がいないから、手を抜きやすいというか。。
>この悟空は300円のガシャポンの景品に入っていたとしてもハズレ枠になるくらい出来が悪いですね 笑
間違いなくハズレですね。
>孫悟空ではないキャラクターが何故か入っていた！と訴えましょう！
笑
>造形した人も、ディレクションした人も、相当あれですね。。この仕上がりを見て、どうお思いなのか気になる。
知りたいような、知りたくないような。。
>この悟空には孫悟空もカカロットも名乗って欲しくないですねえ笑
本当それです（笑）。通行人Aでいいです。顔もモブっぽいので。
>悟空とブロリーのクチとアイプリントに薄くでも墨いれたらだいぶマシになりましたよ！素人でも簡単にできると思うのでオススメです。
ありがとうございます^^ブロリーの方はそれでかなり救えるかと思います。
>首から下の造形はそこまで悪くないですね ズボンのシワは謎に新谷さんの絵の雰囲気が出てて好きです
ご意見ありがとうございます^^
>体の傾きの表現を怠り、棒立ち状態のものにただ右手を上げさせてるだけの造形。
その通りです。
>今回の顔はハナから手抜き仕様の丁寧な最低
通常悟空の顔でアイライン無しは、結構タブーだと思われるのですが、平気でやってのけてますね。。
>その昔プーアルが化けた少年悟空のレベルですね。
プーアル悟空には可愛げがありますが、これにはそれすらないです。顔が本当しんでるというか。。
>プレバンは「プレミアム」だからこそ、クオリティは最高であるべきですよね。一体何を以って「プレミアム」なんでしょうか？「出来の悪さ」？
それと「価格」ですかね（笑）。
>歴代のHGガシャの時代は、主人公と言う事もあるけど必ず悟空は入っていたけどその分毎回違う個性のある悟空があったので集めるのも楽しかったです。
ですよね！色々なのがあって楽しかったです^^
HG16のマジュニア戦の気合い砲悟空なんか、予想だにしてなかったので嬉しかったのを覚えています。
プレバンHGはそういう躍動感あるアクションポーズも全然ないんですよね。
>最低限の誠意も感じられない商品を買う気には私はなれません。あくまで個人的な意見です。
本当おっしゃる通りです。コンプ勢の悪いところです。
あなたと同じドラゴンボールファンで、当サイト/ブログ「オモチャラヘッチャラ」の元管理人。子供の頃は、月曜にドラゴンボールの原作最新話、水曜にアニメドラゴンボール、年に1〜2回東映アニメフェア・劇場版ドラゴンボールを見られるという幸せな日々を過ごす。
今回の孫悟空造った人は、二度とドラゴンボール造らないで欲しい