Vジャンプ1993年4月4日号
こんにちは!アイダです(・∀・ )!
当サイトでは不定期でドラゴンボール連載時の週刊少年ジャンプ(記事はこちら)を振り返っていますが、今回は当サイト初のVジャンプを振り返ります。
取り上げるのは、Vジャンプ1993年4月4日号です。
Vジャンプ1993年4月4日号の表紙
表紙は鳥山明先生が描かれた超サイヤ人孫悟空&超サイヤ人2孫悟飯の親子かめはめ波のイラストです。
セル戦の主役とも言える超サイヤ人2孫悟飯ですが、本家の週刊少年ジャンプでは表紙でメインとして登場することはなかったので、そういった意味では貴重な表紙とも言えます。
この親子かめはめ波イラストは、本編の大迫力の親子かめはめ波とは異なるアプローチで描かれた、
厳かで美しく見ただけで心が震えるような神々しい雰囲気があります。
▼ドラカプ(右下のミニフィギュア)などで商品化もされています。
月刊誌前の最後のVジャンプ
Vジャンプは月刊誌ですが、当時は不定期販売でした。
Vジャンプ1993年4月4日号は、Vジャンプが月刊誌として定期刊行物になる前の最後の非月刊誌Vジャンプです。
▼次号から、今の月刊Vジャンプの創刊号となります。
月刊化に伴い、ロゴも今のVジャンプのロゴに。
月刊化前は「Vジャンプ」ではなく「V JUMP(VIRTUAL JUMP)」と英語表記のロゴでした。
▼画像上:月刊化前のロゴ / 画像下:現在のロゴ
<下へ続く>
ドラゴンボールZ 超武闘伝 特集
TVゲーム「ドラゴンボールZ 超武闘伝」発売前ということで、特集が組まれています。
▼表紙を開くと、2P広告がドンと。
「ドラゴンボールZ 超武闘伝」は約141万本売り上げたドラゴンボールのスーパーファミコンソフトです。当時のドラゴンボールファンなら知らない人はいないくらい有名なゲームです。
ドラゴンボールのゲームといえば、格闘対戦ゲームのイメージが強いですが、「ドラゴンボールZ 超武闘伝」以前は、カードバトル&ロールプレイングゲームがほとんどでした。
▼ドラゴンボールのカードバトル&ロールプレイングゲーム
「ドラゴンボールZ 超武闘伝」以降格闘対戦ゲームが多くなったので、ドラゴンボールゲームの転換期といっても差し支えないでしょう。※もちろんそれ以降RPGがでなくなったわけではなく上の画像の右下の「サイヤ人絶滅計画」のような新作RPGゲームのリリースもありました。
「ドラゴンボールZ 超武闘伝」はドラゴンボール初の格闘対戦ゲームでしたので、当時衝撃的でした。
まず、テレビアニメと同じようにゲームの孫悟空達が喋るのが本当凄かった。
電源を入れると
「オッス オラ悟空!いっちょやってみっか!」と
孫悟空(野沢雅子さん)がセリフを言うんです。
その時点で鳥肌ものでした。
なぜなら、当時はキャラクターが喋るドラゴンボールゲームはなかったのですから。
またコマンド指示を出したらその後は自動で闘うRPGと違って、闘う孫悟空達を自分で操作できるのに感動でした。
Yボタンをおせば、悟空がパンチする。
Bボタンをおせば、悟空がキックする。
Aボタンをおせば、悟空が気弾を放つ。
Xボタンをおせば、悟空が空を飛ぶ。
憧れのキャラクターの一挙手一投足を自分で操作できるなんて、当時は夢のようなゲームでした。
「超武闘伝1」はコマンド入力がシビアで、結構必殺技出すのが難しかったりしました。「超武闘伝2」では出しやすくなり改善されましたね。
▼また「超武闘伝1」はちゃんとした気溜めができないんですよね(笑)。そこも「超武闘伝2」では気溜めが実装され改善されましたね。
▼「超武闘伝1」はダッシュだけで、相手にダメージ与えられましたね。逆にこれは「超武闘伝2」では廃止になりましたが(笑)。
<続きやんの?(下へ続きます)>
▼Vジャンプ1993年4月4日号では袋とじでも、「超武闘伝」特集があります。
▼袋とじには、なんと同キャラ対決が可能になる隠しコマンドが!(通常操作では同キャラ対決できません笑。)
▼あとは、ゲーム開始時では登場しないトランクスや悟飯の姿が一足早く拝めました。
▼ミスター・サタンも!!
↑「これが隠れキャラだっ!!」と書かれていたので、当時ミスター・サタンがプレイアブルキャラと勘違いした少年は僕含め多かったはず(笑)。※ミスター・サタンは、ストーリーモードで演出としてほんの少し出てくるだけです。
▼ドラゴンボールで数々の音楽に携わった山本健司さんのインタビューも。
後に、山本健司さんはドラゴンボール改で色々アレでしたが。。
<続きやんの?(下へ続きます)>
原作者・鳥山明先生達による「ドラゴンボールZ 超武闘伝」レビュー
Vジャンプ1993年4月4日号では、原作者・鳥山明先生達による「ドラゴンボールZ 超武闘伝」レビューがあります。
レビュアーは
- 原作者・鳥山明先生
- ウイングマン、電影少女の作者でもあり、鳥山先生とコラボ漫画も描かれた桂正和先生
- アニメ・ドラゴンボールZのプロデューサー・森下孝三さん
- アニメ・ドラゴンボールZのメインライター・小山高生さん
の豪華メンバー。
▼鳥山明先生のレビュー
「ドラゴンボールっぽさ」がMAXですね。ゲームでもフィギュアでも、キャラクターものとして一番大事なところですね。
「動かしやすさ」がやや低めです。(ガチレビューっぽくて良いですね。)この辺は「超武闘伝2」で、改善されていますね。
またこちらのページでは、鳥山明先生のお写真も拝めるのが最高です。
▼ゲームをする鳥山明先生。
▼孫悟飯とセルのバトルを作画中の鳥山明先生。
欲を言えば、鳥山明先生のお写真もっと見たかったな〜!
<続きやんの?(下へ続きます)>
その他
▼鳥山明先生作の短期連載「DUB&PETER1(ダブとピーターワン)」。
当時、鳥山明先生は週刊連載をもちながらもVジャンプなどで読み切りを多数描かれていました。その上、ドラゴンクエストなどのゲームキャラデザインなどもしていたので、相当の仕事量をこなされていたと思います。
鳥山明先生には、本当感謝ですね。
▼テレビアニメドラゴンボールのメインライター・小山高生さんと作画監督を務めた中鶴勝祥さんのよる「ちょっとだけかえってきたDr.SLUMP」。
絵は鳥山明先生ではありませんが、一流のアニメーター中鶴勝祥さんが描かれていたので、とても良い漫画でしたね。キャラクターデザインは、当時の鳥山明先生のタッチに落とし込んであります。
▼また、稀にドラゴンボールネタがあったのは嬉しかったですね(笑)。
▼海外取材特集も。
当時はインターネットも普及していなかったので、海外の情報は貴重でしたね。
今でも結構問題視されている漫画やフィギュアの「海賊版」について書かれています。
この辺は、また今度別記事にて触れていきたいと思います。
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以上、「【鳥山明先生の悟空/悟飯の親子かめはめ波表紙】Vジャンプ1993年4月4日号(スーパーファミコン超武闘伝特集/鳥山明先生インタビュー)を振り返る(1993年過去ドラゴンボール記事)」でした!
それでは最後まで読んでくれて、ありがとー(・∀・ )!
【追記】コメントへの返信(2020.7/20)
再び、こんにちは、アイダです(・∀・ )!
ご覧下さったあなたに、ページ下部でコメント下さったあなた、ありがとうございます。
>いつもの待ってました!
パンチが悟飯に効かないシーンの生原稿と鳥山先生のお写真はすごく貴重ですね〜撮影した方が羨ましい…
鳥山先生とVジャンプは切り離せない関係なのでいつか記事にされると思っていました (当時世代じゃないもので正直フィギュアより楽しみなんです)
ご名答です。セルのパンチが聞かないシーンです。小さな画像でよくシーンをあてましたね^^
90年代のVジャンプは、ドラゴンボール、Dr.スランプ、ドラクエ、キャッシュマン、アックマンなど鳥山先生関係多かったですね。(今でも十分多いですが。)
僕も懐古記事の方が書いてて、気持ちが乗っています。
また、若い方が昔のドラゴンボール関連にも興味を持ってくれるのも嬉しいです^^
>またまた貴重な当時の記事を書いてくださってありがとうございます!超武道伝の特集が組まれたVジャンプ、一回読んでみたいです。表紙の悟空&悟飯のイラストは知っているのですが、鳥山先生の描かれた物はやはり違いますね。それと今日、メルカリで購入したスペシャルセレクションDVDが届きました!カードなどは付いていませんでしたが、しっかり内容は詰まっていて十分に楽しめます。何回も繰り返し見れるとてもいいDVDなのでよかったです。
長文失礼しました。
このイラストはすごいですよね^^
スペシャルセレクションDVDは、バーダックと未来悟飯テレビSPのやつですね。
どちらも名作で何度見たことか。。
ゲットできて良かったですね。
100回は見てください(笑)。
>鳥山先生のなくした短いGペン!
そして乾燥してしまったインク!
>昔の雑誌はいいですね~
昔はネットもなかったので、雑誌の情報はかなり貴重でしたよね。
激神フリーザ辺りは小学生ながら、かなりやりこんだのを覚えてます!
超武闘伝2では友達とOPの裏技の回数を意味なく競ったり(笑)
本当に懐かしい記事を有難うございます!
本当ですね、雑誌の価値は今より高かったですね^^
激神フリーザもよくやりました。超サイヤ人悟空の戦いが次作の烈戦人造人間にもちこまれるというのも良い思いです。
超武闘伝2の「カカロット〜」連呼はやりましたね(笑)!懐かしい。
>続きやんの?は懐かしいw
そうこなくっちゃ!w
超武闘伝の20号の「今だぁぁぁー!!」はよく友達とふざけて言い合ってた記憶がありますw
コンテニュー時の18号w
ゲームの18号はアニメ本編よりセクシー度が増していたように感じました(笑)。
20号の吸収時の「今だー!」もインパクトありましたね(笑)。
僕の周りではセルの声も人気ありました(笑)。
>フィギュア化される親子かめはめ波の悟空はスーパーサイヤ人だけど、最近また単行本読み返すと黒髪に見えるので、今までは当時バイトの時間で見れなかったアニメDBZの演出上での変更点かと思ってました!!実は鳥山先生の書き下ろしブイジャンプ表紙イラストだったんですね(苦笑)
V(ブイ)ジャンプで見た断片的な鳥山先生のイラスト(原画)は定番のDQシリーズとクロノトリガーとGTのイメージアート位しか思い出せません(苦笑)
このブイジャンプ表紙の親子かめはめ波のカッコ良さはこれまでに色々な造形される方々がフィギュア(立体)化の題材にするのも当然ですね♪
これですね^^
鳥山明先生のこの辺も神がかっていますよね〜。
>貴方のこの懐古記事が本当に大好きです!
他の記事も当然大好きです
私は若く過去の事はまったくわかりません。
そんな中貴方の記事は本当に助かります。
これからも貴方の記事を楽しみにしております。ずっとずっと応援しておりますので、これからも頑張って下さい!!
ありがとうございます^^
昔のDBを知らない方が昔のドラゴンボール関連にも興味を持ってくれるのは嬉しいです^^
今後もたまにやっていきますので、よろしくお願いいたします!
>ひ孫カメハメ波?!
お写真ありがとうございます^^
その発想なかったです(笑)。
>Gマテリア悟飯や最近公開された悟空&バーダックの親子かめはめ波?とかもあってタイムリーな記事ですね。
ゲームの方はへたくそだったのであまりいい思い出がないですw
自分は2003年ごろのPS2の方が印象に残ってて、超武闘伝をやった時のアイダさんと同じようにしゃべるドラゴンボールキャラに感動したのを覚えてます。特にアニメドラゴンボールが終わって以来数年間悟空の声なんて聞いてなかったのでより感動しました。
そうですね、Gマテリア悟飯にあわせてアップする予定の記事でした^^
SMSP悟空発売前に最終回DBジャンプを特集した時みたいに、Gマテリア悟飯発売前にアップしたかったのですが、間に合いませんでした(笑)。
PS2のドラゴンボールZもひさびさだったので感動しましたね〜。(少し前にゲームボーイカラー出てましたが、あれは内容的に感動できませんでした笑)
PS1のファイナルバウトから、めちゃくちゃ進歩してましたし。
超武道伝発売の時もそうだったのですが、やはり技術がネクストレベルへとアップした時は、時が経っても印象に残り続けますね。
>超武道伝といえば悟空の隠しコマンドのメテオスマッシュが決まった時はもう感動物でしたww 入力が結構難しいんですよねw 後Pセルが強すぎですね。
メテオスマッシュ!!良かったですね〜^^
「超武闘伝1」では、悟空だけ許された超必殺技で特別感ありましたね。
でも、確かに十字キー4分の3回転は難しかったです(笑)。
あなたと同じドラゴンボールファンで、当サイト/ブログ「オモチャラヘッチャラ」の元管理人。子供の頃は、月曜にドラゴンボールの原作最新話、水曜にアニメドラゴンボール、年に1〜2回東映アニメフェア・劇場版ドラゴンボールを見られるという幸せな日々を過ごす。
いつもの待ってました!
パンチが悟飯に効かないシーンの生原稿と鳥山先生のお写真はすごく貴重ですね〜撮影した方が羨ましい…
鳥山先生とVジャンプは切り離せない関係なのでいつか記事にされると思っていました (当時世代じゃないもので正直フィギュアより楽しみなんです)