DRAGONBALL Z DOKKAN BATTLE COLLAB(ドッカンバトルコラボ)
-超サイヤ人ゴッド超サイヤ人ベジット-
こんにちは!アイダです(・∀・ )!
人気スマートフォンアプリ「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」とコラボしたプライズフィギュアシリーズ「DOKKAN BATTLE COLLABシリーズ」(過去作のレビューはこちら)の新作がリリースされましたね!
それでは「DRAGONBALL Z DOKKAN BATTLE COLLAB(ドッカンバトルコラボ)-超サイヤ人ゴッド超サイヤ人ベジット-」れっつレビュー!
展示品
商品詳細
販売形態:アミューズメント景品
販売時期:2019年10月
メーカー:BANDAI SPIRITS(バンプレスト)
サイズ:約16cm
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「DRAGONBALL Z DOKKAN BATTLE COLLAB(ドッカンバトルコラボ)-超サイヤ人ゴッド超サイヤ人ベジット-」を色々な角度から見てみよう!
今回の元となるゲームイラストは「LR【乾坤一擲の大勝負】超サイヤ人ゴッドSSベジット」です。
イベントをこなせば誰でもゲットできる強いキャラクターですので、多くのドッカンバトルプレイヤーから愛されている1枚なのではないでしょうか。
元イラストは格好良いですが、フィギュアは微妙です。
詳細は後述します。
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少し上の角度からもグルっと、見ましょ。
位置がバラバラの両目
▼アップ。
目はご覧の通り焦点があっていません。黒目の位置が左右上下バラバラです。
※実際は青色ですが、便宜上「黒目」と表記します。
自分の目を動かしてみれば分かるのですが、目は左右連動しています。
例えば、右目を2mm右に動かしたら、左目も同じように2mm右に動きます。
ですが、こちらのフィギュアは右黒目が端に密着するほど移動しているにもかかわらず、左黒目がほぼ定位置のまま動いていません。
いくらキャラクターとはいえ、左右の黒目の動きに差がありすぎます。
▼確かに、元イラストの右黒目が端に密着しています。
しかし、このイラストは失敗ではありません。
何故なら、ドラゴンボールのイラストだけにかかわらず、漫画やアニメの多くのイラストはキャラクターが斜めに向くと、奥にある方の目の白目の内側が消失し黒目が端に密着します。
これは斜めを見ているキャラクターをわかりやすくするため嘘(手法)であり、間違えではないです。
しかしこれは絵(二次元)ならではの表現です。
それをそのまま立体物(三次元)でやるのは悪手と言わざるをえません。
▼幸い、角度によっては前髪で黒目の違和感をごまかせます。
▼ボディ。道着の重ね着感は巧く造られています。
塗装は裏面も丁寧で、全体的に綺麗です。
長さがバラバラの両足
このフィギュアは左右の足の長さもバラバラです。
▼右足は普通です。
▼左足が短いです。
▼左足は股下からブーツとパンツの境目まで約5.4cm
右足は股下から膝まで約4.5cm、膝からブーツとパンツの境目まで約2.3cmです。
測り手によって多少誤差は出ると思いますが、それを加味しても両足の長さに差がありすぎです。
この足の長さの違いを正当化するには、どうすればいいのか少し考えました。
元イラストがパースが強めのイラストですので、このフィギュアもそれに倣って手前の足を大きくし奥の足を小さくしたのかと考えたのですが、奥の足のブーツを見る限りそれはなさそうです。
当たり前ですがパースがかかっている場合、奥にあるものほど縮小率が高くなります。
が、一番奥になるブーツはこのフィギュアの中で一番縮小率が高くなければならないのですが、そうは見えません。サイズ的にはパース補正がかかっていません。
結論、左右の足の長さのバラツキは、単に「巧く造れなかった」です。
追記:超戦士列伝ベジットから見る
ドッカンバトルコラボベジットの片足の短さを考察する
片足だけ短かった理由を、超戦士列伝ベジットを用いて考察したいと思います。
※あくまで趣味の考察であり推測ですので、軽く読んでいただければ幸いです。
まず前提として、ドッカンバトルベジットもデジタル(3Dモデリング)で作成されたものと仮定して進めます。
▼ドッカンバトルコラボと超戦士列伝の左足の形は、全く同じではないですが、かなり似ています。
先にリリースされた超戦士列伝(SSの方)の左足を、ドッカンバトルコラボの左足に流用したかと思われます。
しかしよく見ると、ドッカンバトルコラボ(左)のほうが少し太いです。
これは多分、ドッカンバトルコラボの元絵であるイラストがダイナミックな構図で通常より足が太く描かれているから、それにあわせフィギュアでも太くしたものと考えます。
ドッカンバトルコラボに超戦士列伝の左足をそのまま流用するには細すぎます。
ですので、(出力前にデータ上で)超戦士列伝の左足の幅を引っ張り、太くしたと思います。
下記は超戦士列伝の左足を太くしたイメージです。▼
この太くした超戦士列伝の左足を、データ上で長さ/太さの比率を保持したまま拡大して(ドカバトコラボの方が超戦士よりサイズが大きいから)、ドカバトコラボに流用したかと思われます。
微調整をしたと思われますが、足の長さに関しては調整が足りなかったのかもしれません。
対象物の長さを変えずに太くすると、同時にそれは短くも見えてしまうものです。
だから、ドッカンバトルコラボフィギュアは左足だけ短いチグハグな仕上がりになってしまったと考察します。
以上「超戦士列伝ベジットから見るドッカンバトルコラボベジットの片足の短さの考察」です。
▼バストアップ。
総評
上記の理由から、完成度は高くはありません。
ただ、遠くからのパッと見では悪くはないです。塗装自体はしっかりしていて綺麗です。
フィギュアをガッツリ鑑賞したい方には、オススメできませんが。。
結論は「微妙なフィギュア」です。
ドッカンバトルで好きなイラストでしたので、残念です。
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おまけ
▼HGの合体ザマス(レビューはこちら)と無理やり。
▼必殺技シリーズSSGSSベジット(レビューはこちら)と♪
両者比べると、部分部分は今回の方が小綺麗ですが、迫力やポーズの決まり具合は必殺技シリーズの方が断然上です。
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以上、「DRAGONBALL Z DOKKAN BATTLE COLLAB(ドッカンバトルコラボ)-超サイヤ人ゴッド超サイヤ人ベジット-」のレビューでした!
それでは最後まで読んでくれて、ありがとー(・∀・ )!
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【追記】コメントへの返信(2019.10/11)
再び、こんにちは!アイダです(・∀・ )!
ご覧下さったあなたに、ページ下部でコメント下さったあなた、ありがとうございます。
目はやはり気になりますね。
初稿のサンプルイメージの黒目の位置が一番自然に見えますね。両目の移動距離も高さもほぼ同じですし。理にかなっています。
▼初稿のサンプルイメージ
実際の商品の全体的な色に関しては、僕も良いと思います。
あとは生え際の後退感は否めないですねえ。。
やはりコメントにもあるように最終的には「正面からの鑑賞に特化してるフィギュア」と言ったところでしょうか。
あなたと同じドラゴンボールファンで、当サイト/ブログ「オモチャラヘッチャラ」の元管理人。子供の頃は、月曜にドラゴンボールの原作最新話、水曜にアニメドラゴンボール、年に1〜2回東映アニメフェア・劇場版ドラゴンボールを見られるという幸せな日々を過ごす。
いつか出たゴジータ4のドッカンバトルコラボフィギュアも微妙な出来だったような…まるでパイタッチしてるかのような