週刊少年ジャンプ1989年47号
ナメック星初登場回
©バードスタジオ/集英社
こんにちは!アイダです(・∀・ )!
今日は稀にやる「原作リアルタイム時の懐古記事」です。
今回は僕らのワクワクを100倍にしてくれた「ドラゴンボールのナメック星初登場回」を振り返りましょ。
「ドラゴンボールのナメック星初登場回」は今から30年前の週刊少年ジャンプ1989年47号にて掲載されました。
▼週刊少年ジャンプ1989年47号
©バードスタジオ/集英社
このワクワク感ZENKAIのイラスト…!!
表紙からしてやばすぎる…!!
このジャンプは捨てられませんよ。
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週刊少年ジャンプ1989年47号
ドラゴンボール 其之二四七 暗雲うずまくナメック星
▼扉絵
©バードスタジオ/集英社
ブルマ・クリリン・悟飯のバックにナメック星ちら見せ…
からの…次のページを開くと…。
バン!!
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未知の世界へ。
©バードスタジオ/集英社
これはヤバかったですね〜。
このコマだけでも、額に入れて飾りたいクラスのフルカラー美麗イラスト。
ナメック星のデザインは、劇中の孫悟飯の「ここボクがピッコロさんに修行してもらった場所にちょっと似ている」という台詞の通り、地球の荒野を「少し」変えただけのものです。
が、しかし
その「少し」が天才・鳥山明先生のセンスで、奇妙な異世界を創り上げ、僕らを未知の世界へと浸らせてくれました。
今でもこの2ページを見ると、その未知数の壮大さに恍惚としてしまいます。
ちなみに現在発売中のドラゴンボール完全版17巻でも、こちらのページはカラーで見られます。
▼ドラゴンボール完全版17巻
©バードスタジオ/集英社
ただ、完全版の方はページ調整のため左右の位置が変わってしまって、最初の本編2ページを見開きで見ることはできません。
さらに完全版の一番残念なところは、左右逆にしてしまったためナメック星の背景コマの断ち切り部分がノドにいってしまっているところですね。
やはり漫画は本を見開いた状態を、一つの絵として楽しむものでもあるので、ジャンプ本誌の方が断然良いですね。
©バードスタジオ/集英社
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▼ナメック星に降り立ったシーンでも、鳥山明先生のギャグセンスが光ります。
©バードスタジオ/集英社
凡庸な作り手なら、普通に酸素あるか調べて安堵しながら降り立たせてしまうところでしょう。
▼「大丈夫…こっちにはドラゴンレーダーがありますから…」
©バードスタジオ/集英社
この台詞がナメック星序盤のドラゴンボール争奪戦の面白さの一つを集約したものといって差し支えないです。
圧倒的弱い立場のクリリンたちが、強者を出し抜く唯一の手札なんですよね。
▼「フリーザには勝てん…」
©バードスタジオ/集英社
地球で悟空が仲間と力を合わせやっとのこと追い返したベジータが、勝てない…って。。
当時、茫漠に広がるドラゴンボールの舞台以上に、底知れぬ戦闘力の飛躍に恐怖しました。
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そしてこの回の最後の2ページが…
バン!!
©バードスタジオ/集英社
フリーザ初登場。
今ではフリーザは見慣れてしまっていますが、初見のこの異質感は異常でしたね。
得体のしれない宇宙人感。
フリーザ・ドドリア・ザーボンのコマも秀逸すぎます。
ドドリア・ザーボンが荷物(ドラゴンボール)を持って、背の低いフリーザがポットに座っている。読者にフリーザが一番上の存在ということを視覚的に分かりやく伝えています。
宙に浮いているポットは本当に秀逸なアイディアです。
©バードスタジオ/集英社
ポットは前述した通りフリーザだけ座っていて偉い感も出していますし、背の低いフリーザを上から目線にする(物理的に)という役割にもなっています。
▼キュイ
©バードスタジオ/集英社
ベジータの戦闘力の飛躍の引き立て役として素晴らしすぎるキュイ。
汚い花火になってしまいましたが、役割としては綺麗な引き立て役でしたね。
▼次回予告
©バードスタジオ/集英社
次回ベジータと悟飯たちは遭遇しません(笑)。
こういった次回予告も当時のジャンプの醍醐味だったといえます。
「ベジット」もジャンプの次回予告では、「◯◯ータ」という名前でしたし。(詳細はこちら)
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▼この号にはカードダス特集ページもありました。
©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション/BANDAI
▼ドラゴンボール本弾第3弾です。(下の3枚は実際の商品です。)
©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション/BANDAI
▼裏面には第3弾の今までとの違いが説明されています。
©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション/BANDAI
この弾から、カードダスデザインがなじみのあるデザインとなったんですよね。
それまでは、上の画像の孫悟空のカードのように、攻・守の数値が分かれたデザインでした。
▼ジャンプゴールドセレクション4ドラゴンボールZアニメスペシャルの宣伝ページも!左のが実際の本です。
©バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション/BANDAI
▼懸賞ページ
©バードスタジオ/集英社
懸賞品がラジカセということに時代を感じますね(笑)。
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ついでに当時の他のグッズも少し振り返りましょ。
▼カードダス(左/本弾・右/ビジュアルアドベンチャー)
ナメック星序盤を象徴する2枚をピックアップしました。
▼ドラ消し
こちらもナメック星序盤を象徴する2つをピックアップしました。宇宙服のブルマと坊ちゃん刈りにした孫悟飯です。
▼1989年公開のドラゴンボール映画は「ドラゴンボールZ(ガーリックJr)」(ガーリックJrの本編やグッズ、パンフレットの詳細はこちら)でした。
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どれもこれも30年前という…光陰矢の如しですね。
ほんと〜に、激アツの時代でした。
こちらの記事は懐古記事ですが、思い出補正でもなく今でも原作漫画を読み返すとワクワクさせられます。
もしあなたが、久しく原作漫画を読まれていないのなら久々に読んでみるのもいいかと思います。
きっとあの頃と同じワクワク感を味わえるはず…!!
以上「【ナメック星編(フリーザ編)突入時のワクワク感は異常!】ナメック星初登場回を30年前当時の週刊少年ジャンプで振り返る(ドラゴンボール1989年激震懐古記事)」でした!
最後まで読んでくれて、ありがとー(・∀・ )!
▼ナメック星編(フリーザ編)が始まる「DRAGON BALL 完全版 17」はこちら!(完全版はジャンプ連載時にカラーだった原稿がそのままのカラーで収録されています。)
【追記】コメントへの返信(2019.11/15)
再び、こんにちは、アイダです(・∀・ )!
ご覧下さったあなたに、ページ下部でコメント下さったあなた、ありがとうございます。
本当は新作記事書くよりも、懐古記事書くのが好きなんです(笑)。
サイヤ人編〜フリーザ戦の面白さは、
原作者が、天下一武道会で優勝し地球最強になってしまった孫悟空に、敢えてサイヤ人編で「下級戦士」という設定を加え弱い立場に置き、超サイヤ人覚醒までの物語を丁寧に紡いでいったところなんですよね〜。
本当ワクワクしました。
左右位置変更はありますが、完全版の方がさすがに印刷は綺麗ですね(笑)。
僕も中学時代には、すでに原作ドラゴンボールが終わっていて、始めは剣心を楽しみ、しばらくすると今でも人気のワンピースやHUNTER×HUNTERが生まれ、それらを見ていましたね。
あなたと同じドラゴンボールファンで、当サイト/ブログ「オモチャラヘッチャラ」の元管理人。子供の頃は、月曜にドラゴンボールの原作最新話、水曜にアニメドラゴンボール、年に1〜2回東映アニメフェア・劇場版ドラゴンボールを見られるという幸せな日々を過ごす。
完全版買ってないのでカラーページの収録が左右違ってること知らなかったです
カラーもワクワクするけど四色もジャンプらしくていいですね~
…実際の商品がほとんど出てくるのスゴイ…