こんにちは、アイダです(・∀・ )!
映画「ドラゴンボール超 ブロリー」が公開されるまで、あと4ヶ月を切りましたね!
新生ブロリーが一体どんなキャラクターに仕上がっているのか、気になりますね〜。
新生ブロリーについて想像するには、まず「今までのブロリーがどんなキャラクターだったのか」を見たほうがいいと僕は考えます。
ということで、今回はブロリー3部作(ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦/危険なふたり!超戦士はねむれない/超戦士撃破!!勝つのはオレだ)のブロリーの全セリフ※を振り返ります。
※言葉ではない攻撃の掛け声や笑い声、雄叫びなどは一部割愛しています。
燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦
フェーズ1:自己紹介編
ブロリー「ブロリーです。」
ベジータに自己紹介するブロリーのセリフです。
名前だけです。他に全然情報開示してくれません。
通常我々が自己紹介する時「◯◯社◯◯の山田太郎と申します。」「◯◯学校◯年の山田太郎です。」と言う。
自分が何のコミュニティーに属しているか、名前とともに伝えるのだ。
しかしブロリーは、名前以外伝えない。というか伝えることができないのだ。
なぜなら、親のパラガスとともに地域共同体(サイヤ人)から外されてしまった身であるからである。
ブロリー「はい。」
ベジータの「お前もサイヤ人のようだな?」のセリフへの返事。
これはブロリーの「嘘」だと考察する。
ブロリーに自分を処刑しようとしたサイヤ人への同胞意識はないだろう。
後述するのだが、「さすがサイヤ人と褒めてやりたいところだ」というブロリーの悟空たちに対するセリフがある。
このセリフ、まるで自分がサイヤ人なんかとは違う高みの存在であるということを宣言しているかのようにも聞こえる。
フェーズ2:悟空と初対峙編
ブロリー「ぐぐぐ…うっ。」
悟空と初対峙した時のブロリーが、己の怒りを制御装置で抑えられている時の呻り声。
この時点では、まだ「カカロット」とは言わない。
フェーズ3:回想シーン1
ブロリーの桁外れの戦闘力・抑制の効かない感情を恐れたパラガスは寝ているブロリーにこっそり制御装置をつけようとする。
するとブロリーは目覚め、こう言う。
ブロリー「親父…なんだ?」
親父。
ブロリーはパラガスを親父として認めているのだ。
さらに過去に遡ると、パラガスの方もブロリー処刑命令を出すベジータ王に、撤回を求めるシーンがある。
ブロリー、パラガスに一切の人間性/親子関係がなかったわけではないのだ。
それらがブロリー親子の狂ったの親子関係を引き立てている。
結局二人は、命は助かったものの地域共同体(サイヤ人)における迫害を受けた。
それを行ったベジータ王中心とするサイヤ人の心に「鬼」が棲んでいて、された者にも「鬼」を棲ませた。
フェーズ4:回想シーン2
同じ日に相前後して生まれたカカロットとブロリー。
赤ん坊の2人を見ながら、他の2人の人間が会話している。
A「パラガスの倅(息子)には驚かされたな。生まれたばかりで戦闘力1万とは。」
B「戦闘力たったの2のバーダックの倅が、パラガスの倅(息子)を泣かしたぞ。」
A「戦闘力は低いがカカロット(息子)と名付けられたガキは根性だけはたいしたもんだ。」
人の価値とは何だろう。
容姿、内面、仕事の出来、運動能力、面白さ、金、地位、そして権力などだろう。
ではサイヤ人のとっての価値とは何だろう。
主に戦闘力だ。
戦闘力が男の価値を雄弁に物語る…はずなのに…
ブロリーは戦闘力が自分の5000分の1のカカロットに泣かされる羽目に合う。
さらにそれを見ていたものが、カカロットを「たいしたもんだ」だと褒める。(しかもカカロットの名前はちゃんと呼んであげるのだが、ブロリーの名は呼ばない。)
これがブロリーのプライドを傷つけ、トラウマとなり、カカロットへの恨みとなる。
ただこのシーン、カカロットとブロリー2人とも泣いているのに、何故カカロットがブロリーを一方的に泣かしたみたいに捉えられているのかは不明。
「戦闘力たったの2のバーダックの倅が、パラガスの倅(息子)を泣かしたぞ。」というセリフがなければ、そうは見えない。
フェーズ5:深夜の強襲編
ブロリー「うううう…!!カカロットォー!!」
昼間に悟空と会ったことで、精神が乱れているブロリーのセリフである。
そして記念すべき初の「カカロット!」である。
その直後、ブロリーはまるで夜這いするかのように、寝ている悟空を襲う。
そして戦闘中に2回目の「カカロット!」。
ブロリー「カカロット!!」
フェーズ6:バトル
ここからは物語も佳境となり、「カカロット!!」が乱発されます。
▼まずは歩いているベジータ、パラガス、ブロリーの前にカカロットが登場した時。
ブロリー「カカロット!!」
▼自分の作戦を長々話しているパラガスを意に介さず、カカロットを見ながら。
ブロリー「カカロット!!」
▼カカロットに近づきながら超サイヤ人に変身した時。
ブロリー「カカロットォ!!」
▼後ろからのベジータの蹴りにもビクともせず、カカロットに近づきながら。
ブロリー「カカロットォ!」
▼伝説の超サイヤ人に変身する時。
ブロリー「うおおおおおっ…!」
▼戦闘開始のセリフ。
ブロリー「カカロットまずはお前から血祭りにあげてやる!」
▼エネルギー弾でシャモ星人を何人が消した後のセリフ。
ブロリー「お前たちが戦う意志を見せなければ俺はこの星を破壊しつくすだけだ!」
ブロリー「やっと戦う気になったようだな。その程度のパワーで俺を倒せると思っていたのか。」
▼惑星シャモを消す前のセリフ。
ブロリー「惑星シャモから連れてこられた奴隷どもか。」「いつかは自分たちの星に帰りたいと星を眺めていたな。」「いつかは帰れるといいな。」
このセリフの直後、惑星シャモを破壊するのだが、この頃は制御装置が外れた後でも、2作目3作目のブロリーと違い、意地悪をする知性はあった。
また、ブロリー自身には故郷を想う心はないが、普通の人にとって故郷が大事である事をブロリー自身が分かっているからこそ、できた意地悪でもある。
▼悟飯に目をつけたブロリーのセリフ。
ブロリー「カカロット、息子は可愛いか!?」
このセリフもまた普通の人にとって息子が大事である事をブロリー自身が分かっているからこそ、言えた言葉である。
▼悟空、悟飯、トランクスをのした後のセリフ。
ブロリー「はあ…はあ…気が高まる…溢れる…おおおおおお…!!」
▼気を失っている悟飯に対してのセリフ。
ブロリー「カカロットの息子?」
▼遅れて登場したピッコロに対してのセリフ。
ブロリー「また一匹虫けらが死ににきたか」
▼ピッコロにバケモノと言われた返しのセリフ。
ブロリー「俺がバケモノ?違う俺は悪魔だ!ハハハハ…!!」
▼仙豆で回復した悟空たちと戦闘再開時のセリフ。
ブロリー「おとなしく殺されていれば痛い目に遭わずに済んだものを…さすがサイヤ人と褒めてやりたいところだ」
前述したが、まるで自分がサイヤ人なんかとは違う高みの存在であるということを宣言しているかのようにも聞こえるセリフ。
▼悟空に「少しは手加減しろ!」と言われた返しのセリフ。
ブロリー「手加減ってなんだ?」
▼悟空のかめはめ波をもらった後のセリフ。(ノーダメージ)
ブロリー「なんなんだ?今のは?」
▼ベジータに対してのセリフ。
ブロリー「お前だけは簡単には死なさんぞ」
▼ベジータを倒した後のセリフ。
ブロリー「もう終わりか?終わったな。所詮クズはクズなのだ。」
フェーズ7:パラガスの最期
ブロリーを残し、隕石で消滅する星を立ち去ろうとするパラガス。
そこにブロリーが。
ブロリー「どこへ行くんだ?」
パラガス「お、お前と一緒に避難する準備だ。」
ブロリー「一人用のポッドでか?」
宇宙船ごとパラガスを握りつぶすブロリー。
パラガス「自分の子供に殺される…これもサイヤ人の定めか…。」
別映画のターレスの「子が親を殺す!それがサイヤ人だ!!」を見事体現したシーンに。
▼パラガスを葬ったあとのブロリーの言葉。
ブロリー「この俺が星の爆発くらいで死ぬと思っているのか。」
ほんとそれである。
赤ちゃんの時に、星の爆発からバリアーで自分の身を守ったブロリーが、死ぬわけない。
フェーズ8:ラストバトル
▼倒したと思った悟空が歩いてきた時のブロリーのセリフ。
ブロリー「クズがまだ生きていたのか。」
ブロリー「さあ来い、ここがお前の死に場所だ!!」
▼何度も立ち上がる悟空に対してのブロリーのセリフ。
ブロリー「そうこなくちゃ面白くない。」
▼悟空のしぶとさに対してのブロリーのセリフ。
ブロリー「死に損ないめ…!」
ブロリー「よくがんばったがとうとう終わりの時が来たようだな」
▼仲間のパワーをもらいパワーアップした悟空に対してのブロリーのセリフ。
ブロリー「なに!?なんてやつだ!あ…ああ…。」
▼気を取り直した時のブロリーのセリフ。
ブロリー「雑魚のパワーをいくら吸収したところでこの俺を超えることはできん!」
▼敗れたブロリーの断末魔。
ブロリー「バカなー!!」
危険なふたり!超戦士はねむれない
2作目のブロリーのセリフはヤバいです。
発した10個の言葉のうち9個がカカロットです。詳細は下記。
カカロット…カカロット…(瀕死の状態で地球に不時着したブロリーのセリフ)
う…うう…カカロット!(悟天の嘘泣きの声で起きたブロリー)
カカロット…カカロット…!!(悟天を見て)
カカロット…(悟天、トランクスにエネルギー弾を打った後)
カカロット…カカロット…カカロット…(悟飯が来た時)
カカロットー!!(悟飯にむかって)
カカロット(悟飯にむかって)
無駄なことを、今楽にしてやる!(バトル終盤で)
カカロット!(カカロットが降臨した時)
カカロット…カカロットォォー…!!(断末魔)
9割カカロット。
悟天を見ても、悟飯を見てもカカロット。
ブロリーにとって、世の中の物は一様にカカロット。ブロリーにとってのオールマイティ・ワードがカカロット。
人の感情・文化・伝統・国の歴史・身分あらゆるものをカカロットの五文字で表現してしまうでしょう。
ただ人とのコミュニケーションは困難と思われます。
「あなたの名前は何ですか?」「カカロット!」
「今日何食べる?」「カカロット!」
「ねーねー好きな人いる?」「カカロット!」
そこに話し合いの介在する余地はありません。
多様な言葉を捨て超絶SIMPLE脳になったブロリーは、次回作ではさらなる高みへとSTEP UPします。
超戦士撃破!!勝つのはオレだ
バイオの力で、蘇った3回目のブロリー(クローン)は、もうほとんどしゃべりません。
SIMPLE脳どころか、もうほぼ脳はないです。NO脳です。
かろうじて、最後巨大化して出てくる時「カカロット…!!」と言ってくれます。
ってか「カカロット」何回言った??
燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦→9回
危険なふたり!超戦士はねむれない→14回
超戦士撃破!!勝つのはオレだ→1回
合計→24回
このセリフは今でも声優・島田敏さんの声でしっかりと脳内再生されますな。
映画「ドラゴンボール超 ブロリー」ではどんなセリフを言う?
新作映画「ドラゴンボール超 ブロリー」の新生ブロリーにはどんなセリフが用意されているのでしょうか?
ちゃんと1作目の「燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦」みたいに「カカロット」以外の言葉も発して欲しいものです。
以上、「【ブロリー全セリフ特集『保存版』】どんどん口数減るけど新ブロリーは何をしゃべる!?(新作映画ドラゴンボール超を見る前のおさらい)」でした!
最後まで読んでくれて、ありがとー(・∀・ )!
▼こちらの記事を併せて読んでいる人が沢山います。
【旧作との違い】新作映画「ドラゴンボール超 ブロリー」と「たったひとりの最終決戦」「熱戦烈戦超激戦」「復活のフュージョン」を比較
あなたと同じドラゴンボールファンで、当サイト/ブログ「オモチャラヘッチャラ」の元管理人。子供の頃は、月曜にドラゴンボールの原作最新話、水曜にアニメドラゴンボール、年に1〜2回東映アニメフェア・劇場版ドラゴンボールを見られるという幸せな日々を過ごす。
よくもオレの親父をー!!!