ジョイファミリー ドラゴンボールZ DXゲーム3 ナメック星 最後の対決
こんにちは、アイダです(・∀・ )!
今日は1991年8月に発売された「ジョイファミリー ドラゴンボールZ DXゲーム3 ナメック星 最後の対決」のレビューします。
商品詳細
販売時期:1991年8月
メーカー:BANDAI
【ジョイファミリーとは】
バンダイが80年代〜90年代に販売していた低価格ボードゲームシリーズ「パーティジョイ」のデカイ版です。
パッケージ
パッケージイラストが非常に良いです。
特に原作扉絵三百十九を元として描かれたと推察される超サイヤ人孫悟空イラストがとても格好良いです。
どんなゲーム?
「ジョイファミリー ドラゴンボールZ DXゲーム3 ナメック星 最後の対決」は、ナメック星でフリーザたちを倒す「双六タイプ」のボードゲームです。
フリーザを倒したプレイヤーが勝利となります。
主な登場キャラ
プレイヤー人数は4人。
孫悟空・ベジータ・孫悟飯・クリリンを使って遊びます。残念ながらピッコロさんはプレイアブルキャラではありません。
▼こちらがコマとなる人形です。
当時ミニフィギュアの主流であった無彩色塩ビフィギュアです。
▼同時期に発売されていたガシャポンミニフィギュア「ドラ消し」と比べるとスマートな体型です。
転倒しないように台座がついているのも特徴です。
当時バンダイから発売されていた「カプセルボーイ」「ジョイファミリー」に付属されていたドラゴンボールミニフィギュアは、ほとんどこのタイプでした。
また敵キャラの人形も付属しています。
▼ギニュー特戦隊!
▼フリーザ!(第二形態はないです。)
レッツ、プレイ!
さあ、フリーザを倒す冒険にでましょ。
スタート
プレイヤー人数は最大4人です。
先ほどプレイヤーは孫悟空・ベジータ・孫悟飯・クリリンと申しましたが、スタートからナメック星到着までは、プレイヤーはみんな宇宙船です。
▼これがサイコロかわりのスロット。(一部破損ございますが、昔のものですのでご了承を。)
スロットを回して、真ん中の窓にでた漢数字の数だけ自分のコマを進められます。他の窓については後述します。
「力(りき)カード ゲット」マス
コマを進めていくと色々なマスがあります。
▼まずは「力(りき)カード ゲット」マス。
力(りき)カードとは、戦闘時に使う自分の攻撃力です。
パワー数値は1〜7まであり、数字が高いほど強いです。
また力(りき)カードは自分自身のライフでもあり、手札の力(りき)カードが0枚になると死にます。
死ぬと界王星にとばされ、修行をしなければなりません。
修行と言ってもパワーアップはしません。界王星を回るだけですので、他のプレイヤーに遅れをとってしまいます。
「フリーザ レベルアップ」マス
「フリーザ レベルアップ」マスを踏んでしまうと、ラスボスのフリーザが強くなります。
▼フリーザの初期位置が下の画像の「6.基本形態」のマスです。一つレベルアップするとフリーザのコマを左の「7」のマスに移動させます。
マスに書かれている数値は、フリーザの体力です。
レベルアップするごとに、フリーザのコマを数値の高いマスへと移動させます。
▼「10」のマスまで移動すると、フリーザは第三形態に変身。(フリーザのコマを第三形態に替えます。)
▼「14」のマスまで移動すると、フリーザは最終形態に変身。(フリーザのコマを最終形態に替えます。)
ラスボス・フリーザとのバトルは、後述します。
「キャラカード ゲット」マス
ここまではプレイヤーは宇宙船コマで進みます。
このコマにたどり着くと、ナメック星に到着です。
キャラカードを引きます。
孫悟空・ベジータ・孫悟飯・クリリンの4種で、自分で好きなキャラは選べません。カードを裏にして、引きます。
キャラカードを引いたら、今まで使用してきた宇宙船コマを、ゲットしたカードと同じキャラのコマにチェンジ!
カードの右下に書いてある「+3」が、キャラクターの基礎攻撃力です。
基礎攻撃力はキャラクターによって違い、
悟空が「+3」
ベジータが「+2」
悟飯が「+1」
クリリンが「+1」
となっています。
いうまでもなく悟空が一番強くバトルで有利なわけですが、ここで悟空をひいたからといって油断はできません。
このゲームには「ボディチェンジ」なるギミックがあり、プレイヤー同士でキャラクター交換ができるからです。
例えばここで弱いクリリンをひいても、「ボディチェンジ」を使えば、ライバルプレイヤーの悟空と自分のクリリンを交換できます。
「ボディチェンジ」の詳細は次の項目にいたします。
「お助けカード ゲット」マス
ナメック星には「お助けカード」ゲットできるマスがあります。
「お助けカード」は、他プレイヤーを後退させたり、手持ちの力(りき)カードを増やしたり、ゲームで有利になる効果があります。
▼これを使えば、自分のキャラクターと他プレイヤーのキャラクターを交換できる「ボディチェンジ」ができます。
悟空ではないプレイヤーは、一番強い悟空をゲットできるチャンスです。
ギニュー特戦隊との戦い
ナメック星に到着すると、ギニュー特戦隊との戦いが始まります。
まずは「グルド」エリア。
▼「グルド攻撃」マスがあります。
スロットをまわして、右の窓に「防」がでたら防御成功。「痛」がでたらダメージを食らい手持ちの力(りき)カードが減ります。
前述したように、力(りき)カードがなくなると死にますので、防御は成功させたほうよいです。
さらにコマを進めるとグルドがいるマスがあり、ここでグルドと最終バトルです。
↑マスの左上に書かれている「7」が、グルドのパワーです。
プレイヤーのパワーは、手札の力(りき)カード1枚とスロットででた星の数を足したものとなります。
▼例えばこのようにでたら、4+5でプレイヤーのパワーは「9」となります。
プレイヤーのパワーが、グルドのパワーを上回れば勝ちとなります。
勝つと、グルドのコマをもらえます。負けると、使った手札の力(りき)カード1枚とさらに手持ちのカードを1枚捨てることになります。
プレイヤーの誰かがグルドを倒すとマスからはグルドがいなくなるので、あとから他プレイヤーがこのマスに着いてもグルドとのバトルは発生しなくなります。
ゲットしたギニュー特戦隊の敵コマは、後に「お助けカード」と交換できるので、倒すとゲームを有利に進められます。
このような感じで、リクーム・バータ・ジース・ギニューと戦いながらコマを進めていきます。(敵はどんどん強くなります。)
特戦隊の中では、もちろんギニューが一番強いです。
また「ギニュー」エリアには「ボディチェンジ」マスがあり、ここでもキャラクター交換のチャンスはあります。
フリーザとの戦い
ギニュー特選隊エリアを突破したら、いよいよフリーザとのラストバトルです。
フリーザコマと同じマスに止まったら、お互いのパワーを比べて戦います。
自分のパワーは、力(りき)カード1枚とキャラカードの数値を足した数です。
フリーザのパワーは、スロットででた星の数です。
例えば、こちらの場合。
3+5でプレイヤーのパワーは「8」となります。
そしてスロットを回して「5」がでれば、フリーザのパワーは「5」。
この場合、プレイヤーの方が数値が高いので勝ちです。
勝ったら、パワーの差の数だけフリーザを後退させます。(プレイヤーが負けた場合は、プレイヤーは5マス戻ります。)
全員でこれを繰り返して、フリーザのコマを中央の「フリーザを倒した!!」マスまで後退させれば、フリーザ撃破となります。
フリーザにとどめをさしたプレイヤーがゲームの勝者となります。
総評
敵とのバトル・死んだら界王星送り・フリーザパワーアップ・ボディチェンジなど、ドラゴンボールっぽさが詰め込まれたボードゲームとなっています。
「ジョイファミリー」という商品名の通り、シンプルなゲームでファミリー向けです。
スロットやカードの引きなどの運で勝敗が決まるゲームなので、子どもも大人もフェアに遊べます。
個人的には、プレイヤー同士が妨害しあってバチバチやり合う要素とプレイヤー同士が協力する要素がもう少しあっても良かったかなぁと思います。
説明書ではやたらフレンドリー口調のフリーザがオリジナルの遊び方を提案していますので、自分たちでルールを追加してプレイした方がよりゲームを楽しめるかもしれません。
ちなみにボードの裏は…
ボードの裏は、カードダスで遊べるシートになっています。
カードダスは別売で、自分で用意します。
以上、「【ジョイファミリー ドラゴンボールZ DXゲーム3 ナメック星 最後の対決レビュー】ドラゴンボール1991年過去ボードゲーム」でした!
最後まで読んでくれて、ありがとー(・∀・ )!
【追記】コメントへの返信(2020.5/10)
再び、こんにちは、アイダです(・∀・ )!
ご覧下さったあなたに、ページ下部でコメント下さったあなた、ありがとうございます。
>すごい ちゃんと考えてありますね 特に徹底的にピッコロをバトルキャラから排除するところとか…フリーザの第二形態飛ばしてまで…
とどめ刺した人が勝ちなのいいですね やってみたい
ピッコロがプレイアブルキャラ選考からもれたのは、ギニュー特戦隊戦にいなかったからだと勝手に思っています(笑)。
>パッケージのイラストとは違って悟空が超サイヤ人に変身しないのはがっかりポイントですね。フリーザを倒した!って、界王で?みたいな(笑)
ツッコミどころも多いけどそこがまた味があって良いですね。
超サイヤ人は欲しかったですね(笑)。
ここから僕の推察ですが、超サイヤ人がゲームにちゃんと絡めなかったのは時期的な問題かと。このゲームの発売が91年8月で、TVアニメでフリーザを倒したのはその後の8月末でした。
さらにゲームデザインのフィックスは発売日よりもっと前にしなければならないので、超サイヤ人悟空のイラストだけをギリギリでねじ込むことしかできなかったかと思っています。
>楽しそうですね♪自分はだいぶ遅く生まれて、こういうゲームばなかったので
友達と遊びたくなりました。まぁ今は無理ですけど…
僕自身もレビューしていて、久々に友達とやりたくなりました^^
当時もすでにスーパーファミコンなどのTVゲームが流行っていましたが、色々なアニメキャラのボードゲームがたくさんでていましたね。
僕の狭い観測範囲で恐縮ですが、90年代後半にはあまり見かけなくなったような…。。
>こういった商品を大事に保管しているアイダさんが凄いです。本当にドラゴンボール愛を感じます。
保管状態少し悪いですが、思い出あるものですのでとっといてあります^^
これと「ドラゴンクエスト ボードゲーム スライムレース」は、僕の中で2大ボードゲームです(笑)。ちなみに「ドラゴンクエスト ボードゲーム スライムレース」は今でも売っているそうで。
>これはまた貴重な!スロットもどことなく鳥山ワールド感があって良きですね!
そうですね〜、漢字と漢数字と星の数はTVゲームでもカードダスでも重宝されたデザインですので、馴染みがあります^^
あなたと同じドラゴンボールファンで、当サイト/ブログ「オモチャラヘッチャラ」の元管理人。子供の頃は、月曜にドラゴンボールの原作最新話、水曜にアニメドラゴンボール、年に1〜2回東映アニメフェア・劇場版ドラゴンボールを見られるという幸せな日々を過ごす。
すごい ちゃんと考えてありますね
特に徹底的にピッコロをバトルキャラから排除するところとか…フリーザの第二形態飛ばしてまで…
とどめ刺した人が勝ちなのいいですね やってみたい