2018年12月13日サンケイスポーツでの映画「ドラゴンボール超 ブロリー」の紙面広告である。
激闘で紡がれる、戦闘民族の新たな物語。
「ドラゴンボール」史上極限の傑作、遂に明日公開。
広告でのキャッチコピー通り、「ドラゴンボール超 ブロリー」は劇場版DB史上極限の傑作と言っても差し支えない。
映画公開1日前だが、先月の試写会で鑑賞した感想を、ネタバレ抜きで語りたいと思う。
※公式が映画公開前に提示している情報に限る。
「ドラゴンボール超 ブロリー」は、劇場版ドラゴンボールなかで最高に面白い作品のひとつである。
面白さを、一言で語ると
バトルが最高すぎる
となる。
小学生みたいな感想ではあるが、これで良いのである。
逆に
過去のサイヤ人編は競争社会の闇を象徴していて、ブロリー親子は一度落ちたら這い上がれない日本の滑り台社会を象徴していて…とかなんとか考えていた自分もいたのだが、
そっちの方が、背伸びしたい小学生みたいな感想で恥ずかしい。
もうストレートにバトルが最高すぎるでいいのだ。
本当に劇場版ドラゴンボール史上最高のバトルなのだから。
バトルシーンの作画(アニメーション)に関しては、筆舌を尽くすとしか言えないので、
物語上バトルに至るまでの、動線をほんの少し触れてみる。
予告動画でわかるように、今作は現代の話だけではなく、過去の話もある。
映画鑑賞前は、物語は現代編からはじめて、戦っている途中に「回想シーン」として過去編を挟むのだろうと予想していた。
(「回想シーン」とは、戦ってる途中、キャラクターが昔話を語ったり思い出したりするバトル漫画でよくみるアレである。)
が、今作の過去編は「回想シーン」としてではなく、物語の起承転結の「起」として扱われている。
つまり物語の流れは、序盤に過去編をやってから現代編へと、物語はシンプルに時系列順に提示されるのである。
そうだ…
「ドラゴンボール超 ブロリー」の原作脚本は鳥山明先生だ。
バトル中の長い回想シーンを挟むわけがない。
原作者・鳥山明先生の描くドラゴンボールからは、漫画界において猖獗(しょうけつ)を極めた「バトル中の長い回想シーンの挿入」は絶対やらないという意志のようなものを感じていた。
鳥山明先生は解っているからである。
他の漫画でよくあるバトル中の長い回想シーンは、
バトルの妨げになることを。
折角バトルでテンションが上がっている読み手に水を刺してしまうことを。
鳥山明先生は他のどの漫画家よりもバトルのテンションを大切にする漫画家であった。
鳥山明先生の描く原作のドラゴンボールは、いつも途絶えることのないとびっきりのテンションで演出されたバトルを僕たちに見せてくれた。
今回の「ドラゴンボール超 ブロリー」はそんな鳥山明イズムを見て取れた。
実際、今作ではバトルが始まってからは
圧倒的すぎる怒涛のバトルアクションの連続である。
これぞ、ドラゴンボールのバトル。
あなたも画面に釘付けになるだろう。
とにかくバトルが
作画・演出も全て込みで
最高すぎる
のである。
以上、ネタバレ抜きで語れるのはここまでである。
了。
…
…こんにちは!アイダです(・∀・ )!
僕の講釈はここまでで、以下「ドラゴンボール超 ブロリー」過去編の舞台の惑星ベジータの設定画をご紹介します。
映画公開前に惑星ベジータを見ながら、色々想像するのもオツなものでしょう。
ちぇけらー。
惑星ベジータ
▼ちなみに1990年放送のドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜では真っ赤な星でしたね。
▼新作の惑星ベジータは綺麗です♪
惑星ベジータの城
こんな城も過去作にはありませんでしたね〜。
惑星ベジータの宇宙船基地
▼宇宙船基地は1990年放送のドラゴンボールZ たったひとりの最終決戦〜フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父〜のものと近いですね。
バーダックの住む集落
これは2013年に週刊少年ジャンプで集中短期連載された「銀河パトロール ジャコ」に収録されているおまけ漫画「DRAGON BALL – 放たれた運命の子供」のサイヤ人の星の建物と同じです。
「銀河パトロール ジャコ」特装版240ページ
▼「銀河パトロール ジャコ」に「映画ドラゴンボール超 ブロリー」の過去編に関係する話が収録されているので、未読の方はちぇけらー
銀河パトロール ジャコ 特装版 (ジャンプコミックス)
以上、「【高評価】映画ドラゴンボール超 ブロリーが傑作の理由をネタバレなしで語る&過去編の惑星ベジータからバーダックの家までの設定画を見る」でした!
映画「ドラゴンボール超 ブロリー」は明日の2018年12月14日(金)公開です!
絶対劇場で見た方が良いですよ!
最後まで読んでくれて、ありがとー(・∀・ )!
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あなたと同じドラゴンボールファンで、当サイト/ブログ「オモチャラヘッチャラ」の元管理人。子供の頃は、月曜にドラゴンボールの原作最新話、水曜にアニメドラゴンボール、年に1〜2回東映アニメフェア・劇場版ドラゴンボールを見られるという幸せな日々を過ごす。
映画見るまでは過去の設定どうなるんだろう?と不安でしたが上手くまとめてくれていたのでホッとしました。
ただバーダックがかなり優しくなったような…昔のアニメの戦闘服と粗暴な感じのバーダックが好きです(^^)