ドラゴンボール ミュージアムコレクション1
孫悟空×神龍(DB1巻表紙イラスト)

こんにちは!アイダです(・∀・ )!
「ドラゴンボール ミュージアムコレクション1 孫悟空×神龍(DB1巻表紙イラスト)」をレビューします!
それではれっつレビュー!
※以下レビュー評価は全て筆者の個人的見解です。
商品詳細

販売時期:2003年
メーカー:バンプレスト(ユニファイブ事業部)
「ドラゴンボール ミュージアムコレクション1 孫悟空×神龍(DB1巻表紙イラスト)」のサイズ感

全高は10cmに満たない小さなフィギュアとなります。
17年も前に販売されたミニフィギュアなのですが、非常に良いものなんです。
「ドラゴンボール ミュージアムコレクション1 孫悟空×神龍(DB1巻表紙イラスト)」を色々な角度から見てみよう!








神龍?
商品名が「ドラゴンボール ミュージアムコレクション壱 悟空×神龍」です。
はたしてこの龍は神龍なのか?
ご覧の通り本編に出てくる神龍とは姿が異なります。
カードダスでも神龍と名付けられています。

公式的には神龍の亜種的なものなんですかね。
ドラゴンボール1巻の表紙イラストからの立体化
この「ドラゴンボール ミュージアムコレクション1 孫悟空×神龍」は、説明不要の有名すぎるドラゴンボール1巻の表紙イラストを立体化したフィギュアです。

©バードスタジオ/集英社
イラストは、龍に跨がる少年という神々しい雰囲気の中にも親しみを与えてくれるような鳥山明先生らしいイラストです。
このイラストは、浮遊感と安定感が絶妙なバランスで共存しているのが特徴です。
本来、浮遊している構図は不安定になりがちですが、このイラストでは絵の重心(=密度が高い部分)が下にあるため、しっかりとした安定感を感じます。
その安定感を支えているのが、神龍の尻尾を上に、頭を下に配置した構図です。
ただし、これをそのまま立体化するのは非常に難しいはずです。
というのも、イラスト通りに尻尾を上げたまま造形してしまうと、横から見たときに尻尾側の下に余分な空間が生まれ、全体のバランスが悪くなってしまうからです。

しかし、このフィギュアでは、イラストの視点を「正面」から「俯瞰(上から)」に変えることで、その難題を見事に解決しています。
▪️俯瞰構図へのアレンジ点
イラストの背景にある黄色枠内の青い四角形を、下方向に配置。
神龍の頭から尻尾にかけての高低差を縮めるため、尻尾をやや下げる。
これにより、イラストの持つ安定感と神秘的な浮遊感の両立に成功し、非常に完成度の高い立体作品に仕上がっています。

「ドラゴンボール ミュージアムコレクション1 孫悟空×神龍(DB1巻表紙イラスト)」を少し上から色々な角度から見てみよう!
イラストを俯瞰から捉えたフィギュアですので、少し上から見るとより良いものとなります。
今度は少し上から見ましょ。








素晴らしいです。
孫悟空


この孫悟空単体で見れば、決してクオリティが高いというわけではありません。
が、あくまで神龍と併せて魅せるフィギュアですので、それらを全体をひとまとまりとして見れば良い物です。
また、この頃のドラゴンボールフィギュアは塗りなどの仕上げがしっかりしているので、肌もちゃんと塗られています。
神龍


素晴らしい再現度。
神龍は孫悟空などと違って、過去フィギュアの参考物/前例が少なく試行錯誤して造られたかと推察しています。(しかもこの神龍は本編と形状が違う。)
イラストでは見られない箇所を造るのには、センス・知識・想像力が不可欠だと思われますが、どこから見ても違和感なく造られています。
「イラストでは見られない角度から見られる」というのが、キャラクターもののフィギュアの醍醐味の一つだと思っています。
こちらのフィギュアはあらゆる角度からその魅力を堪能できます。






▼鱗も過不足なく丁寧に造られてます。



17年前のものとなりますが、完成度の高いミニフィギュアに仕上がっています。
総評
鳥山明先生の作品はメカや動物などの世界観の表現にも情熱が注がれていて、それらは作品を楽しむには欠かせないものです。
それらがしっかり造り込まれているのが、ミュージアムコレクションシリーズの特徴です。
このように人物キャラ以外の物も造り込まれていると、物語の一瞬や世界観を感じることができます。
最近はこういうフィギュアが減ってしまったので、古き良き時代のフィギュアシリーズというべきでしょうか。

こちらのフィギュアは鳥山ワールドを堪能できるガチオススメのフィギュアです。
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以上「ドラゴンボール ミュージアムコレクション1 孫悟空×神龍(DB1巻表紙イラスト)」でした!
それでは、最後まで読んでくれて、ありがとー(・∀・ )!
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【追記】コメントへの返信(2020.3/22)
再び、こんにちは、アイダです(・∀・ )!
ご覧下さったあなたに、ページ下部でコメント下さったあなた、ありがとうございます。
>てか38巻の悟天もかわいい
この悟天も可愛いですよね〜^^
ミュージアムコレクションで、僕のお気に入り上位の一つです。
(悟天のフィギュア自体少ないので、レアですし。)
>このシリーズ続いてほしかったですね。扉絵を連続でフィギュア化するシリーズがいつか出るのを願ってます(^^)
ですよね!本当に続いて欲しかったです!
扉絵フィギュアシリーズあったら最高すぎますね^^
夢のようです!
>この龍も再現度が凄いですね。悟空単体でも普通にクオリティが高く感じます。そして全体の完成度、まとまりがすごく良いなと思いました。
完成度高いですよねコレ^^
世界観がたまりません。
>とてもドラゴンボールらしさが表現できていると思います。
ですよね〜鳥山明先生感が最高です!
このシリーズはDr.スランプもあるのですが、そちらも最高なんですよね^^
>これは本当によく出来ていますが、少し残念なのは右手と顔の角度ですね。
>ドラゴンは完璧。
ドラゴン可愛いですよね〜!
良いミニフィギュアです^^
>これは良いですね!鳥山感をしっかり立体化してくれてて素晴らしい
そうなんです。
ただお上手だけのフィギュアは多いのですが、鳥山明先生感だせてるフィギュアは多くはないので、これは嬉しいやつです^^

あなたと同じドラゴンボールファンで、当サイト/ブログ「オモチャラヘッチャラ」の元管理人。子供の頃は、月曜にドラゴンボールの原作最新話、水曜にアニメドラゴンボール、年に1〜2回東映アニメフェア・劇場版ドラゴンボールを見られるという幸せな日々を過ごす。
龍の方は今でも通用しそうで素晴らしい 台座にまで再現の及ぶ製作者の鳥山先生へのリスペクトが伝わります
てか38巻の悟天もかわいい