ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人(1992年)
こんにちは!小学生の頃は胸をときめかせながら、毎年、春or夏の東映アニメフェアの到来を待っていたアイダです(・∀・ )!
1月の「【映画ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち(メタルクウラ)レビュー】内容や当時の劇場パンフレット、カードダス、ドラ消しを振り返る」に続き、今回も過去映画の内容や、パンフレット、当時のグッズを振り返ります。
今回はZの劇場版7作目(通算10作目)の1992年7月11日公開「ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人(人造人間13号)」です。
それではちぇけらー♪
<下へ続く(以下ネタバレ含みます)>
極限バトル!!三大超サイヤ人のポイント
ポイント1.人造人間13号/14号/15号
©バードスタジオ/集英社/東映アニメーション
生みの親・科学者ドクターゲロ死亡後も尚稼働し続けたコンピュータによって造られたの人造人間です。
この映画で僕が一番好きなのは、人造人間14号/15号が車や建物などの障害物を物ともせず街をどストレートに突き進むシーンです。
©バードスタジオ/集英社/東映アニメーション
目標の孫悟空がいる場所まで一直線に進む彼らは魂や感情などないコンピュータそのもの。
…と勝手に解釈していたら、キャプテン人造人間13号さんが以下の説明をしてくれました。
「俺たちはドクターゲロが使っていたコンピューターが貴様を殺すためだけに生み出した人造人間だ。ドクターゲロの貴様に対する復讐心がコンピュータに乗り移ったというわけだ。復讐心を持ったコンピュータがさらに憎しを増大させて生み出したのが俺たちだ。」
─人造人間13号
コンピュータ、めっちゃ魂、感情あるやん!!
ドクターゲロの復讐心が乗り移るという超常現象まで起こしています。
そんな憎しみIPPAIの彼らの目的は孫悟空を倒すこと。
そんな復習の鬼のような彼らはコンピュータ戦術を使います。
©バードスタジオ/集英社/東映アニメーション
これはとても恐ろしいことです。
現実世界で例えるなら、将棋電王戦で話題になった「将棋ソフトPONANZA」。
「将棋ソフトPONANZA」は、将棋の名人にも勝てます。
「将棋ソフトPONANZA」は開発から数年間で700万回も対局を繰り返し、戦術を学習したとのこと。
これは人間が1日1回、毎日対局しても2万年かかる計算。1日2回にしても1万年、3回にしても3000年。精神と時の部屋があっても、足りないレベルです。
それだけの経験値をほんの数年で経験させてしまうコンピュータって、マジでバケモノです。
現実世界ですらこのスピードで学習するのだから、人造人間は…
と考えると夜も眠れません。
さらに、人造人間13号は14/15号を吸収して合体13号となり、より強くなります。
強くなるだけでなく、悟空に容赦ない金的攻撃するほどのさらに無慈悲な性格に!!
©バードスタジオ/集英社/東映アニメーション
どうでもいいけど、3ヶ月に1回くらい僕のツイッターのタイムラインでこのシーンをツイートしている人を見ます(笑)。
確かに衝撃的ですが(笑)。
<下へ続く>
ポイント2.劇場版初のトランクス
©バードスタジオ/集英社/東映アニメーション
物語終盤の人造人間13号に追い詰められている時のこの台詞がめっちゃ格好良いです。
「こい!人造人間!俺は20年後の未来からやってきたトランクスだ!」
「20年後の地球にはお前は存在していない!今日ここで悟空さんに倒されてしまうからだー!!」
─トランクス
台詞通りにそのまま受け取ると矛盾が出てしまう台詞なのですが、トランクスのハッタリを聞かせた台詞と解釈するのが良いでしょう。
ポイント3.劇場版中ボスキラーになれなかったベジータの最後の中ボスキラーシーン
©バードスタジオ/集英社/東映アニメーション
劇場版ドラゴンボールZ序盤で中ボスを倒す役割といえばピッコロさんでした。ピッコロさんはサウザー、ドーレ、ネイズ、ドロダボ、サンショと撃破してきました。
ベジータが登場してからは、ベジータがその役を引き継ぐのかと思いきや、ベジータがタイマンで劇場版で倒した中ボスは今作の人造人間15号が最初で最後です。(ソルベは非戦闘員とみなしています。)
©バードスタジオ/集英社/東映アニメーション
以降は、「もうちょっとベジータ活躍させてやれよ…。」と子供の時いつも思っていましたね(笑)。
ポイント4.孫悟空・ベジータ・トランクスの3大超サイヤ人が揃う!
©バードスタジオ/集英社/東映アニメーション
「ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人」のタイトル通り、見せ場は3人の超サイヤ人が揃うところです。
孫悟空・ベジータ・トランクスの3大超サイヤ人が揃うシーンで「やった!三人の超サイヤ人が揃った!」というクリリンの台詞があるのですが、それは全国のドラゴンボールファンの代弁とも言える台詞でした。
何故なら当時、原作でもTVアニメでも孫悟空・ベジータ・トランクスの3大超サイヤ人が揃うシーンは、実現されていなかったのですから。夢のようなシーンでした。
ポイント5.身を挺して悟空を守る悟飯
©バードスタジオ/集英社/東映アニメーション
3大超サイヤ人が揃うシーンが表の見せ場なら、これが裏の見せ場と思っています。
今作では基本的に孫悟飯は戦力外なのですが、13号の攻撃から悟空を身を挺して守るシーンがあります。
この姿は、かつてナッパの攻撃から悟飯を守ったピッコロの姿そのもの。
孫悟飯の成長が見られる良シーンです。
ポイント6.超サイヤ人で元気玉は使えない
©バードスタジオ/集英社/東映アニメーション
当時色々なメディアで、超サイヤ人状態で元気玉は使えないと書かれていました。
▼1992年発売「ドラゴンボールZ スーパーコレクション3 超サイヤ人孫悟空」(レビューはこちら)のフィギュアの箱にも…
▼とびっきりの最強対最強のパンフレットにも。
今作「極限バトル!!三大超サイヤ人」は、初めて「超サイヤ人で元気玉は使えない」設定を起用した物語でもあります。
その辺は劇中でクリリンが解説してくれます。
「超サイヤ人では元気玉は作れない。邪悪な心では元気玉を作れないぞ!」
─クリリン
ですので、悟空は通常状態で元気玉を作り、途中で超サイヤ人になって元気玉を体内に吸収するという荒技に出ます。
©バードスタジオ/集英社/東映アニメーション
「悟空は超サイヤ人へと変身した同時に無意識のうちに消えていく元気玉を自分の中に取り込んだんだよきっと。」
─クリリン
<下へ続く>
極限バトル!!三大超サイヤ人のメディア展開
パンフレット
▼見開きで三大超サイヤ人の描き下ろしイラスト!
▼ピッコロは神様とすでに融合済み。…ってことは三大超サイヤ人より強くね(笑)??
▼人造人間特集。
▼タイムチャートも!
▼歴代ドラゴンボール劇場作品特集。
▼パンフ裏は懐かしのきゃらかーんや超戦士大全!
▼ドラゴンボールフィギュアコレクターの中では有名な「特別限定版フルアクションポーズ スーパーサイヤ人 ヤードラットタイプ」の抽選プレゼントがありました。
▼映画館で買えるグッズも楽しみの一つ。
▼劇場で買えた下敷き。
▼劇場で買えたラミカード。
▼劇場でもらえたジャンボカードダス。
<下へ続く>
カードダス(本弾)
前作/前々作のクウラ/メタルクウラは、劇場版キャラクターとしてはカードダスで種類が多くかなり優遇されていたのですが、人造人間13号はプリズムカードもなくあまり優遇されませんでした。
ドラ消し
▼孫悟空・ベジータ・トランクスの3大超サイヤ人!
▼元気玉超サイヤ人孫悟空と合体13号!
宣伝用映画ポスター(非売品)
以上、「【映画ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人(人造人間13号)レビュー】内容や当時の劇場パンフレット、カードダス、ドラ消しを振り返る」でした!
次回は更新日は未定ですが、「【ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦(ブロリー)レビュー】内容や当時の劇場パンフレット、カードダス、ドラ消しで振り返る」です。
最後まで読んでくれて、ありがとー(・∀・ )!
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あなたと同じドラゴンボールファンで、当サイト/ブログ「オモチャラヘッチャラ」の元管理人。子供の頃は、月曜にドラゴンボールの原作最新話、水曜にアニメドラゴンボール、年に1〜2回東映アニメフェア・劇場版ドラゴンボールを見られるという幸せな日々を過ごす。
DGシリーズでも運悪く三体揃わず、UDMの人造人間保管計画にもはたして入ってるのか、はぶられているのか…